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鳥人間コンテスト
つに今年で30回目を迎えたという日本テレビの「鳥人間コンテスト」。
琵琶湖水上10メートルの滑空台からの飛距離を競う番組で、当初はグライダー型主流だったのが、最近では人力で30キロ近い飛距離を出してしまう水準まで進化していました。
この番組、なぜか「夏の風物詩」として我々の遺伝子に刻み込まれているのです。
それは学生当時いろいろ話題を提供してくれた仲間の1人である、HG君の武勇伝?があったためなのです。彼はT海大学の航空工学専攻だったのですが、IVA.に出入りすると共に、所属していた大学のクラブで「鳥人間」に出場するというのでした。当時我々は、千葉鎌取でアニメコミックスの仕事のための合宿中。もちろん仕事自体は、プロの仕事のレベルを手探りで作り上げていかなければならず相当ハードでしたが、仲間うちのバカ騒ぎやおきまりの合宿モードなど、それ自体が壮大な「遊び」みたいなもので、それはもう面白かったの一言です。
そんな夏のある日に、彼曰く風洞実験までやってカイハツした機体で、「鳥人間」にエントリーをするというのを聞いたのです。皆で期待半分ひやかし半分で見たところ・・・。見事に湖面に直滑降!
爆笑はもちろんでしたが、そのうらに、我々のモットーである「らしく、明るく、面白く」の精神はしっかり共感でき、大いに楽しませてもらったワケです。なにせ、とりあえず風洞実験ですから・・・。その「らしさ」がヨイのです。それにその製作過程のお祭り騒ぎも容易に想像できますしね! たのしそうだよねぇ〜〜!
我々IVA.も、自主アニメを作ろうとしたのですが、当時常識的には8ミリアニメあたりからというものでしたが、何を考えたか、映画用の35ミリフィルムの撮影機材をまず押さえるというとんでもない行動にでるのですから。もともとアテレコごっこを活動主体と考えていたので、どちらかといえばその実態は、演劇系企画集団だったのかも。アニメ製作の片手間に超それラシイ「実写予告編」を作ってしまい、身内には、そっちの方が絶対面白いといわれる始末でしたし。

当時の僕たちのキーワードだった「らしい」の遊び心。これはなかなか素晴らしいものだったと思います。カタチから入るIVA.とも言われてましたが、カタチから入り、いつのまにかホンモノに、というのが僕らの美学だったような気がします。「鳥人間コンテスト」の進化にも同じことが言えるかもしれません。今回の番組冒頭にもゲストが「アスリートとして出場者に共感します」と言ってましたが、30年近い昔は、100メートル滑空が大記録で、スポーツというより見事にアドベンチャーでしたし、それゆえに今では信じられないでしょうが「笑える」番組であったのも事実ですから。
author:南田操, category:昔語り(らしく、明るく、面白く!), 22:40
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